こんにちは!軽度知的障害の3歳けいくんのママです。
私は、タイトルの通り、息子の障害のことを毎日考えすぎて思いつめ、鬱になりかけました。
きっと障害の診断をされた多くの親御さんが、同じような思いで苦しんでいるのではないかなと思います。
診断を受けてから、どんな気持ちの変化があったか詳しく書いていこうと思います。
軽度知的障害の診断を受けて
診断を受けた日は全然平気でした
けいくんは発達指数(DQ)がトータル57で軽度知的障害と診断されました。
発達年齢は1歳9ヶ月。
発語がほとんどない状態だったので、正直もっと発達年齢が低いと思っていました。
発語が無い時点で知的障害はあるんだろうなと分かっていました。
なので、診断を受けた当日は、【あ〜やっぱりね】という感じで全然平気でした。
そこから徐々に検索魔になり…
しかし、発達に偏りがあるなどの話をされて自閉症を疑ったり、知的障害の予後を調べていくにつれて不安な気持ちは大きくなりました。
- ここから急成長して定型に追いつく可能性は低い
- 将来働ける場所や通える学校はどんなところか
- 不登校や二次障害を併発するリスクが高い
- 今後今までと同じように保育園に通えるのか
- 今度どのくらいの費用がかかるのか
- 自閉症と診断されるのだろうか
これらのことを考えて、ネットで検索すれば検索するほど不安な気持ちは大きくなっていきました。
今まではけいくんは何か病気なのかとモヤモヤしていましたが、知的障害と確定した今また違った不安が大きく襲ってきたのです。
障害のことが頭から離れない
息子の行動ひとつひとつに過敏に反応
知的障害であり、発達に偏りがある(自閉症かも?)ということを言われてから、けいくんの行動ひとつひとつに過敏に反応するようになってしまいました。
例えば…
- 少し変わった行動をしたら、これも障害の特性なのかなと考えてしまう。
- 多動でスーパーを走っていたら、この子には障害があるからこんな行動をするんだ…と考えてしまう。
- おしっこを手で触って遊ぶのを見たら、知的障害だからこんなことをするんだと落ち込んでしまう。
行動のひとつひとつを障害と結びつけてしまい、一緒に過ごしたり出かけたりするのがとんでもなく苦痛になってしまいました。
成長しているはずなのに欲が出てしまう
もちろんこの1ヶ月でけいくんは今までに無いくらい成長しました。
発語も増え、コミュニケーションも前と比べるととても出来るようになってきました。
なのに、会話が成り立たないとどんどん欲が出てしまいます。
3ヶ月前まではバイバイ以外の単語を喋ることができなくて、とりあえず単語だけでも喋ってくれればそれで良いと思っていました。
でも、単語がだんだん出てきた今は、会話でコミュニケーションを取りたいと願ってしまいます。
本当に人間って欲が出るんだなと感じでいます。
大泣きしながら旦那さんと話し合った日
味方のはずの旦那さんが敵に見えた
親には心配をかけてしまって相談できないし、友達も定型児しかいない子にこんな相談できません。
Twitterではとても親身に相談に乗ってくれる仲間がいるけれど、身近に直接相談できるのは旦那さんしかいません。
本当に悩んで思いつめている時、旦那さんにこんな風に言われて、完全にメンタルが崩壊しました。
今後何かあった時、この子は障害者だからって何でも理由をつけて障害と結びつけちゃうんじゃないの?
だから診断なんていらなかったのに。まぁ、気にしないことだよ(会話を即終わらせ、携帯を見る)
気にしないで済むなら、気にしたくないよ。
障害のことばかり気にしてしまう私はダメな母親なの?
でも、息子のために出来ることはやっておきたい。そのために診断を受けたのに、間違っていたの?
あなたは他人事で良いよね、こっちが全部調べるんだからさ。
こんな風に悪い感情ばかり出てきてしまい、旦那さんが敵に見えて仕方ありませんでした。
これからどうしたら良いか分からない
調べれば調べるほど不安に襲われてしまい、これからどうしたら良いか分からない!!!
そう言って旦那さんの前で大泣きしてしまいました。
価値観と方向性が違う旦那さんと話していてもイライラが増すばかりで、最後は話したくないと言って泣きながら寝てしまいました。
本当に暗闇のどん底にいる気分でした。
気持ちが落ち着いた意外な行動
翌日、あまりにも私の様子がおかしいということで、旦那さんに3時間ほど子供を見てもらい、自由な時間をもらいました。
たったの3時間だったけれど、1人でぶらぶら歩き、美味しいものを食べたら気持ちが落ち着きました。
やっぱりどんなに子供が大切でも、メンタルを保つために子供と離れる時間は大事だなと感じました。
息子を信じてこれからも家族で支えていく
息子は息子なりの成長を見せてくれるので、これからも落ち込むことばかりだと思いますが、息子を信じてこれからも家族で支えていきたいと思います。
毎日悩みが絶えませんが、責任を持って息子を育てていかなくては…とプレッシャーに押しつぶされそうになりながら毎日頑張っています。
最後までお読みいただきありがとうございます!