こんにちは!発達がゆっくりな3歳けいくんのママです。
以前の記事で自閉症フラグが立ちまくっていましたが、正式に【自閉スペクトラム症】の診断が出ました。
診断は【軽度知的障害を伴う自閉スペクトラム症】
手元の診断結果が先にチラリ
医師に呼ばれて診察室に入った時に、診断書らしきものが見えました。
その紙には軽度知的障害・自閉スペクトラム症の文字が。
おう…話聞く前からもう診断結果が分かっちゃったよう…
予想通り自閉スペクトラム症ね…(涙)
けいくんは先生をチラッと見た後、挨拶もせずにおもちゃで遊び始め、ひたすら宇宙語を喋っていました。
先生がいたって、病院だって、マイワールドに入りまくりぃ
医師の診断詳細
ここから先はけいくんの医師の診断詳細を書いていきます。
自閉症スペクトラム症という意味合いが広いので、症状は子供によって様々です。
あくまでもけいくんの場合なので、参考程度に読んでくださいね。
⭐️小さいので状況は今後かなり変わる。この年齢で将来を予測するのは難しい。
⭐️年齢が小さいと、発達の変化を見ながら療育をやっていかないといけないので、かなり手はかかる。今出来ることを確認・把握しながら課題を出していかないといけない。
⭐️全体的にDQが50〜60なのでバランス的には悪くない。しかし、全体的にゆっくり発達しているので、同世代の子と同じことをやらせようとすると難しい。
⭐️これから身の回りのことができてくる年齢になるから、その辺の認識がどうか注意深く見ていく必要がある。
⭐️言葉は理解がまぁまぁ出来ているので、伸びてくることが予想されます。発達指数もそれによって変わってくると思う。(2年後は5歳なので大幅に変わっている可能性あり)
上記のことを踏まえても、今現在は軽度の遅れがあるので、療育手帳はB2という一番軽い等級のものが取れるのではないかなということでした。
lじゃlk;あldkd;sgジョフェウィrs(←先生に向かってニコニコ宇宙語で話しかけている)
この子物凄くニコニコしているから、保育園では可愛い!で済んじゃうんだけど…
マイペースで自分の好きなことをずっとやっている、みたいなところが強いね。
そういうお子さんにつく診断は自閉スペクトラム症であり、これに当てはまると思います。
3歳で年齢がまだ小さいですが、今までの情報を元にすると診断して良いかなということでした。
医師が言う自閉スペクトラム症の特徴
- 対人関係とコミュニケーションが一方的・苦手
- 興味の偏りがある。
- 好きなものは好き・嫌いなものはやらないという好き嫌いの激しさがある。
- 言葉が遅い
今は本人が自分のペースで言葉を発することが多いので、やりとりに至るまではいっていない。
今後はそれがどう伸びていくかというのはかなりしっかり見ていかなくてはいけないですね。
療育は受けた方が良いのか
現在保育園に行っているが、療育を受けるべきか相談したところ、以下のような答えが返ってきました。
療育園では行動がはっきりしていて、分かりやすい活動になる。
そのため、【友達との関係】や【集団で動く】ということが学びやすい。
好きなものや嫌いなものも変わってくるので、子供の発達を見てもらいながら、療育的な課題を一緒に考えてもらえる。
以上の点から、できれば週に1回でも療育園に通った方が良いという意見をいただきました。
そして、どうして自閉スペクトラム症の人にこんな症状が出ることになるのか考えなくてはいけない。
自閉スペクトラム症に対する対応は諸説あるが、これから話す2点を意識してやってほしい。
自閉スペクトラム症に対して意識してほしいこと
想像力が弱いので、分からないことは全然分からない
自閉スペクトラム症は、イマジネーション(想像力)が弱いせいでこのようになるのではないかという説があるらしい。
想像力が弱い・強いなど幅があるので、その子に当てはめて見ていくことが大切とのことです。
どういうことかと言うと、具体的には…
定型児は、このようにあたりをつけてから行動することができる。
そのため、不安もそこまで感じないし、どんなものでもチャレンジできる。
しかし、自閉スペクトラム症の子たちはそこが弱いので、このようになる。
このような思考になるので、出来なかったりチャレンジしなかったりする。
結果的にみんなと違う行動をしてしまったりする。
分からないんだったら、教えてあげれば良いんじゃないの?ということ。
抽象的なもの・人との関係は分かりにくいので、どうしたら良いのか本人にわかるように教える。
それがよくやられている療育。
自閉スペクトラム症の子たちは言葉の力が弱いので、言葉で伝えても余計分からなくなってしまうことが多い。
できるだけシンプルに伝えてあげて、視覚的な手がかり(目で見てわかるもの)などで工夫が必要になってくる。
そういう工夫をしていきながら、できることを増やしていきましょうというのが療育でやっていることだそうです。
相手の考えていることを察することが苦手なので、自閉スペクトラム症の子たちにとって対人関係は難しい。
人の話を聞いても、この人何言ってんだろうな?という感じになってしまう。
それで言葉の発達も遅くなってしまうそうです。
共感性を強化することを意識する
これから紹介する方法は、この小さい時期でないと有効ではないやり方だそうです。
自閉スペクトラム症は【共感性が弱いこと】でなっているのではないかという説があるそう。
共感性というのは気持ちを共有するということね。
1歳半〜小学校に入る前くらいまで、幼児の時に有効だと言われている方法は
【気持ちを共有して、共感性を強化するという方法】です。
楽しいという気持ちは共有しやすいと思うので、お子さんと一緒に遊んで楽しい気持ちを共有することが大切。
遊び方にもコツがあって、対面で遊ばないとダメとのこと。
ものを使って、お互いに対面で顔を見て「楽しいね!」と楽しさを共有すると共感性が強化されます。
大切なのは、本人の好きな遊びでやること。これを毎日1時間くらいやると良いです。
これを小学校に入るまでに毎日やってもらうと、自閉スペクトラム症自体が良くなると言われているそうです。
保育園で加配の先生がついてくれることが多いんだけれども、横や後ろについてくれることが多い。そうすると共感性が強化されないそうです。
ある一定時間意識して毎日やっていけば、良くなると言われているので、そこを意識して接してみてくださいと言われました。
療育的には、けいくんのレベルだと将来的にも高頻度でやっていくというより、保育園と併用して使っていくのが良いそうです。
保育園と療育を併用していこうと思います。
医師の診断を受けて
我が子の違和感に気付いたのは1歳半過ぎでしたが、診断までに1年半もかかってしまいました。
この1年半の間にたくさん悩んで、インターネットで検索しては安心して・不安になってを繰り返しました。
ネットで出回っている発達障害かもチェックほど当てにならないものはないな、と感じています(笑)
ただ、これが私たちの診断のベストタイミングだったんだと思います。
twitterの皆様のアドバイスが無ければ、もっと遅くなっていたかもしれません。
これから伸びてくれて、過診断だったねと言える将来を目指すためにも、出来ることは頑張っていきたいと思います!!!
最後までお読みいただきありがとうございます!